【バスケ徳島ガンバロウズ】香川に59-61、外を封印した首位攻防の初戦は2点届かず(2025-26観戦記)

【バスケ徳島ガンバロウズ】香川に59-61、外を封印した首位攻防の初戦は2点届かず(2025-26観戦記)

この記事は運営者が2025-26シーズン当時、試合を見ながら書いた観戦メモをもとにした個人の観戦記です。徳島ガンバロウズを応援する立場で書いており、中立の報道記事とは筆致が異なります。スコアとプレーは当時の観戦メモと公式記録の範囲で書いています。

東京Uに連勝した翌週は、高松での首位攻防2連戦です。守護神マクラフリンがいない中でインサイドをどう展開するのか。前節で不発だったドーソンの3Pと塚本は復活するのか。香川は得点源のヘイモンドを欠いていましたが、新加入の外国籍選手が怖い相手でした。2026年1月24日、第17節GAME1。

試合情報

日付2026年1月24日(土)
大会B3リーグ 2025-26シーズン 第17節 GAME1
会場高松市総合体育館
結果香川ファイブアローズ 61-59 徳島ガンバロウズ
クォータースコア17-12 / 19-13 / 12-20 / 13-14
入場者数2,122名

結論: 59-61。前半25点、それでも最後は2点差だった

あえて外を封印し、ドリブルアタック主体で入った前半は25点。3Pは森山の1本だけという徳島らしからぬロースコアでした。それが3Qにドーソンのステップバック3Pで火がつき、20-12で逆転。4Qは会場の熱量に押されながらも、残り1分に森山のディープ3Pで食らいつく。最後はローガンのブザービーターが決まらず、2点届きませんでした。岡山の再来はなかった。悔しい初戦です。

【バスケ徳島ガンバロウズ】香川に59-61、外を封印した首位攻防の初戦は2点届かず(2025-26観戦記) 試合の流れ

試合前の会場の様子は、クラブ公式のポストから。

1Q: ランプキンを完封、でも入らない(12-17)

スターターはルーズベルト・アダムス、塚本雄貴、テイブリオン・ドーソン、ライアン・ローガン、青山晃也。香川のアレックス・デイビスにはダブルチームで対応し、足はしっかり動いていました。ローガンが裏を取り、塚本が合わせてワンハンドダンク!得点以上に勢いをつけるプレーです。直後には塚本が香川のジェイコブ・ランプキンに体を張って守り、ミスマッチのはずのランプキンを序盤は完封していました。青山も日本人相手ならゴール下でめっちゃ押し込む最強のムチムチ。塚本と青山が同時に出ていると安心するのは、去年の頑張りを見ていたからでしょうか。

ただ、5分で4-4というロースコアの立ち上がり。ドリブルアタック主体で外を打たない作戦は、いいところまで攻めてもフィニッシュ力に欠ける印象でした。開始7分で3Pは1本も入らず。前評判では2P主体の香川と3P主体の徳島なのに、逆転現象が起きています。カロンジ磯山パトリックとコンゴローはゴール下で怪獣対決。やはり3Pを沈めるのは森山修斗で、直後にはカットスティールからワンマン速攻でバスケットカウント。残り1分43秒にはコンゴローの突撃に綱井勇介が完璧に合わせてカロンジを粉砕しましたがフリースローは外し、12-17で1Qを終えました。

このQの注目選手

  • 塚本雄貴: ローガンの裏取りに合わせたワンハンドダンクと、ランプキンへの体を張った守備
  • 森山修斗: 3Pが入らないチームで唯一沈め、カットスティールから速攻でバスケットカウント

2Q: 頑なに入らない3P、11点ビハインド(25-36)

松本礼太は比較的打ち切った感じでしたがリングに嫌われ、2Qもロースコアで始まります。均衡を破ったのは残り8分20秒、青山特攻隊の鋭いドリブルでバスケットカウント。この日はローガンのアシストとハンドリングが映えていました。それでも頑なに3Pを外して速攻を食らう良くない展開で、3Pは残り5分36秒の時点で森山の1本のみ。ドーソンは3Pが入らなくてもポストで点を取れるのが上手いのですが、コンゴローがはしゃぎすぎのファール、ドーソンも珍しくゴール下でファールと、3Pを外した直後の速攻で起きるパターンが続きました。

珍しくロースコアで10点を開けられ、徳島がタイムアウト。ここで鶴田美勇士を投入すると、ドーソンとの完璧なピック&ロールが決まります。香川の3P成功率はえぐく、こちらは逆にえぐいぐらい入らない。リングで大きく跳ねながら何とかドーソンの3Pが入って復活の兆しを見せたものの、25-36。かなり珍しい前半25点でした。ハーフタイムの香川の阿波おどりと、うどんへのリスペクトは良かった。

このQの注目選手

  • 鶴田美勇士: タイムアウト明けの投入でドーソンと完璧なピック&ロール
  • 青山晃也: 膠着を破った鋭いドリブルでのバスケットカウント

3Q: ドーソン祭りで逆転(45-48)

きたー!後半はドーソンの見事なステップバック3Pで始まりました。これよこれ!引きつけてアシストする伝家の宝刀で点差を縮め、残り7分22秒にはハンター・コートの連続ゴール下でどちゃくそ追いかける。香川がたまらずタイムアウトを取り、一気に4点差。守備も全力で24秒を防ぎ切りました。

残り6分56秒、森山ニキが続いてきれいに3Pを決めて逆転!コートも決める決める。徳島の攻撃力が帰ってきました。どこに行っていたのか。ドーソンはコンゴローの最強のスクリーンを使って完全復活の3P。2回目のショットクロックバイオレーションも勝ち取ります。残り1分45秒、香川のデイビスにテクニカルが出るほど熱くなった場面もありました。塚本の男気ドライブは外れましたが、コンゴローがしっかりリバウンドしてゴール下。20-12でこのQを制し、45-48の3点差で最終Qへ。

このQの注目選手

  • テイブリオン・ドーソン: ステップバック3Pで復活し、引きつけてアシスト。得点差を縮めた立役者
  • ハンター・コート: 連続のゴール下で4点差まで追い上げた

4Q: 逆転、再逆転、そして2点届かず(59-61)

またも森山の3Pで幕開け。助かる。完全に壁になったコンゴローのプレーでローガンが3P、チャージングも獲得して流れは完全に呼び込みました。追い打ちの塚本で6点差に離すと、香川ブースターの熱量がやばいことになります。これがアウェー戦の厳しさ。残り8分15秒、コンゴローがカロンジにぶつかられながらもゴール下で頑張って2ショットを獲得し、デイビスのファールは4つ目に。

しかし香川はブースターの声援を追い風に、7点差を残り6分09秒の57-55で逆転まで持ってきました。コンゴローのスクリーンが対策されてシュートに繋がらず、オフィシャルタイムアウト。残り4分、流れを掴んだ方の勝利です。残り3分39秒、コンゴローがマクラフリンより荒削りながらタフな展開でバスケットカウント。3Pを決められ、エンドでラインバイオレーションもありましたが、守備は頑張って5秒バイオレーションで防ぎ振り出しへ。残り1分49秒にアダムスが2ショットを獲得し、残り1分25秒、会場のボルテージは最高潮の中で4点差。残り1分で5点差、ファールゲームに持ち込むか、心臓に悪い展開です。ドーソンか森山でセオリー通り3Pにいくか。森山ニキ、最高のディープ3P!そして残り3秒、ローガンのブザービーターの3Pは決まらず。59-61で負けてしまいました。

このQの注目選手

  • 森山修斗: 幕開けの3Pと、残り1分の最高のディープ3P。欲しいタイミングで決めてくれる
  • デイビッド・コンゴロー: 壁になってローガンの3Pを生み、荒削りながらタフなバスケットカウント

今日のヒーロー: 森山修斗

3Pが入らないチームで、前半に唯一沈めたのが森山。3Qには逆転の3P、4Qは幕開けの3Pと残り1分のディープ3P。最後まで諦めず打ち切るアニキです。負け試合ですが、この日の徳島で最も頼れたのは間違いなく森山でした。

数字ひとつ: 前半の25得点

3P主体のチームがあえて外を封印し、前半は25点。3Pは森山の1本だけでした。3Qに20点を取って逆転できたのは、ドーソンが3Pを打ち始めてからです。戦略が裏目に出たのか、シュートタッチの問題だったのか。翌日のGAME2に持ち越された宿題であり、フリースローを鍛えてくれという切実な願いも残りました。

この試合のメンバーの、いま

最後まで打ち切った森山は、2026-27シーズンも徳島に残っています。ドーソン、青山、塚本、綱井、鶴田も残留。怪獣対決を演じたコンゴローとハンター・コートは8月21日時点で去就未発表、ローガンはB.NEXTのウォルガ湘南へ、アダムスはライジングゼファーフクオカへ移りました。去った9人の現在地をまとめた記事もあわせてどうぞ。

みんなに聞きたい

高松の熱量の中で見たこの2点差、あなたはどこで見ていましたか。外を封印した前半の戦略、あなたはどう感じましたか。コメントで教えてください。

あなたはどう見ますか? コメント欄であなたの声を聞かせてください

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