【バスケ日本代表】中国に97-77で決勝進出!小川の縦突破と3Q34得点

【バスケ日本代表】中国に97-77で決勝へ!小川の縦突破と3Q大爆発、次は韓国に雪辱を

この記事は運営者が試合を見ながら書いた観戦メモをもとにした、個人の観戦記です。日本代表を応援する立場で書いています。

小川がまた縦に割る。金近が遠くから打ち抜く。狩野が中国の高さを受け止め、その先で山内がリングへ飛び込む。準決勝で見せてくれたのは、若い日本が自分たちの武器を信じて攻め続ける姿でした。

試合情報

日時2026年9月18日(金)19:20
大会アジア競技大会2026 男子準決勝
会場愛知国際アリーナ(IGアリーナ)
結果日本97-77中国
Q別得点28-15/21-15/34-22/14-25

スコアとQ別得点は大会公式記録で確認しました。公開時の97-78から97-77へ訂正し、4Qも14-25へ修正しています(2026年9月20日)。JOCの試合結果

結論:97-77!小川の縦突破と3Q34得点で決勝へ

日本が中国に97-77で勝利し、決勝進出!前半49-30から、勝負の3Qでさらに34点を積み上げました。台湾戦で気になった後半の失速。その不安を吹き飛ばすように、ガードが切り込み、ビッグマンが走り、外のシュートまでつながった10分でした。

ボクが何よりうれしいのは、中国の高さに対して日本が攻め気を失わなかったことです。小川のドライブが通るなら何度でも行く。守備が寄れば、ダイブするカークへ。外が空けば、金近とハーパーが打ち切る。全員が次のプレーへつながっていました。

4Qは中国に押し返されましたが、この勝利で日本は決勝へ進みました。その後の韓国戦は57-67で敗れ銀メダル。中国を圧倒した3Qと決勝で攻めきれなかった後半は、今大会の日本を振り返るうえで対になる時間です。

中国戦の試合の流れ
累計スコアと転換点。運営者の観戦記録に基づく。

1Q 28-15――金近の放物線、狩野の壁。最高の入り!

スターターは小川敦也、川島悠翔、アレックス・カーク、金近廉、高島紳司。口火を切ったのは、金近のきれいな放物線を描く3ポイントでした。続いてカークのスクリーンから小川が切り込み、こぼれ球にはカークが飛び込んでダンク。攻めるまでが速い。中国が守備を整える前に、日本が次の仕掛けへ進んでいきます。

川島もブロックとドライブで気合十分。シュートがこぼれてもカークがゴール下で拾い、川島もリバウンドへ入る。金近が遠い位置から再び3ポイントを沈めると、内と外の両方で日本が流れをつかみました。

そして、この日の狩野富成が熱い!中国のユー・ジアハオのポストプレーを正面から受け止め、守備からトランジションへつなげる。攻めても金近のパスに合わせ、身体をぶつけながらバスケットカウント。中国の大きさを前に、これだけ堂々と戦ってくれるのか!残り3分22秒で22-11、中国がタイムアウトを取りました。

ジャン・ローレンス・ハーパージュニアも、サイズ差を狙われた守備で相手のトラベリングを誘います。山内ジャヘル琉人がリバウンドへ絡み、交代したシェーファー アヴィ幸樹も連続してボールを確保。カークが下がっても守備の頼もしさが続く。28-15、素晴らしい立ち上がりです。

このQの注目選手

  • 狩野富成:中国のポストを受け止め、攻撃では身体を当てて3点プレー。
  • 金近廉:先制の3Pから強気を貫き、外角とパスで攻撃を広げた。

2Q 49-30――止められない小川の縦突破。何度でも行け!

中国も簡単には離れません。インサイドで堅実に決め、中へ集めてから外へ展開して3ポイント。じわじわと追い上げてきます。日本はシェーファーがリバウンドでつなぎ、柔らかいフローターで得点。指先でボールを日本側に残す仕事も光りました。

カークが戻ると、小川とのピック&ロールがまた機能します。途中には判定への抗議で吉本泰輔HCがテクニカルファウルを受け、嫌な空気になりかねない場面もありました。それでも小川は下を向かず、速攻で一人でレイアップまで運ぶ。プレーで押し返す姿が頼もしい。

残り3分40秒で8点差。ここからの小川がすごかった。中国の守備が戻り切る前に、ドリブルで縦にぶち抜く!一度だけではありません。何度も同じ強さでリングへ向かうから、守る側が後手に回る。山﨑一渉の技ありフェイダウェイ、カークのオフェンスリバウンドも、その攻撃を支えます。

残り1分38秒には金近がこの試合3本目の3ポイント。射程が長い!さらに小川がレイアップまで決め切り、最後はハーパーの守備で締めました。49-30、19点リード。ボクには、今大会の日本で最も思い切りよく攻めている前半に見えました。

このQの注目選手

  • 小川敦也:中国の戻りを上回る縦突破で、追い上げを押し返した。
  • 山﨑一渉:競り合う時間にフェイダウェイを沈め、得点をつないだ。

3Q 83-52――失速どころか大爆発!走って、打って、叩き込む

後半の入りこそ見たかったところです。日本はリバウンドから攻撃をつなぎ、金近のダイブ、川島のトランジションで得点。そして小川がまた縦に割ります。相手が止められない武器を、後半も遠慮なく使っていく。

小川に守備が3人寄ったところで、ダイブしたカークへパス。豪快なダンク!別の場面では、金近が外へ走って守備を引きつけると、空いたゴール下の川島へ小川のパスが通ります。ドライブする人だけでなく、周りの動きまで噛み合っている。そこへ金近の4本目のディープ3P。速攻でも先頭を走り、大きなステップから決める。金近、大爆発です!

中国はオールコートで圧力をかけ、ボールを奪いに来ました。それでも日本の勢いは落ちません。ハーパーが連続で3ポイントを決め、黒川虎徹はスティールから自ら速攻。川島はボックスアウトで相手にリバウンドを渡さない。ハーパーの3連続となる3Pは、速いパス回しでフリーを作った末の一発でした。

残り2分44秒で77-44。黒川はパスフェイクで守備を浮かせ、狩野へ通してダンクを演出します。狩野もリングへ直接向かう力強いプレーで応える。そして終盤、黒川のスティールから山内が走り、スラムダンク!スピードとパワーで押し切るこの一本には、若いチームの勢いが詰まっていました。

83-52。3Qだけで34得点。後半が心配だった日本が、後半に自分たちで勝負を動かした。これは決勝へ持っていける大きな手応えです。

このQの注目選手

  • ジャン・ローレンス・ハーパージュニア:連続3Pで加速。守備だけでなく外角でも中国を突き放した。
  • 山内ジャヘル琉人:黒川のスティールから走り切り、豪快なダンクで勢いを形にした。

4Q 97-77――中国の意地を受けても、最後までリングへ

中国のフー・ジンチウは、最後までインサイドを攻め続けました。高さとフィジカルを使った連続得点。簡単に止められない強さがあります。中国の3ポイントも決まり、日本は早めにタイムアウトを取ってカークを戻しました。

日本も攻める姿勢を保ちます。小川がシェーファーのゴール下へ通し、黒川のアシストから小川の3ポイント。高島もリバウンドと守備で動き続け、カークのダイブで内側へ守備が寄ると、逆サイドからドライブして得点しました。

残り4分15秒には、小川がまた縦突破で仕留める。終盤でもこの足が止まらないのが頼もしい。山内も中国のビッグマン相手に一歩も引かず、リバウンドへ跳び続けました。得点が止まる時間はありましたが、ハーパーのアタックから山﨑のコーナー3P、山内の身体を当てたミドルでつなぎます。

最後に津屋一球が放った3ポイントは惜しくも外れ、100点到達はお預け。それでも97-77、日本の勝利!津屋のあの一本は、韓国戦で決まるところを見たい。そんな期待まで持たせてくれる準決勝でした。

このQの注目選手

  • 山内ジャヘル琉人:最後までリバウンドと守備へ身体を張り、ミドルでも得点をつないだ。
  • 小川敦也:終盤も縦突破を続け、パスと3Pでも攻撃を支えた。

今日のヒーロー:小川敦也。縦に割る勇気が日本を動かした

この観戦記でヒーローに選びたいのは小川です。2Qの追い上げられた時間も、3Qの突き放す時間も、4Qの最後まで攻めたい時間も、リングへ向かっていました。

自分で決め切るから守備が寄る。寄ったところへカークや川島が飛び込み、小川がパスを通す。小川の突破が、周りの選手の強みまで引き出していた。中国の大きさを見てためらうのではなく、先に仕掛ける。その姿勢が今日の日本を象徴していたと思います。

もちろん、金近の外角、狩野の守備、ハーパーの連続3P、カークとシェーファーの仕事があってこその勝利です。その全員をつなぐ起点として、小川の縦突破が何度も効きました。

数字ひとつ:3Qの34得点。後半に加速できたことが大きい

前半49点から3Q終了時83点へ。観戦記録の累計スコアから見ると、この10分で日本は34点を積み上げています。前半19点だったリードは31点へ広がりました。

台湾戦では3Qまで広げた差を4Qに詰められました。今日も最終Qは14-25。最後の10分まで攻撃を完結させ、相手の反撃を止めるところには課題が残ります。それでも、中国の後半の圧力に対して3Qに加速できたことは、韓国戦へ向けた自信になるはずです。

決勝は韓国に57-67。日本は銀メダル

日本は決勝で韓国と再戦し、前半28-28から後半に突き放されました。結果は57-67。予選の83-100から点差を縮めても、金メダルには届きませんでした。

中国戦で通った小川の縦突破は、決勝でもドライブからシェーファーへのパスやバスケットカウントにつながりました。一方で韓国はペイントへの進入を止め、日本のフィールドゴールは22/73。準決勝で見せた速さを40分通す難しさが残りました。

決勝の流れと銀メダルまでの戦いは日本57-67韓国の観戦記で振り返っています。

みんなに聞きたい

この準決勝でいちばん熱くなったのは、小川の突破、金近の3P、狩野の守備、それとも山内のダンクでしたか?

管理人のコメント|準決勝直後に書いたこと

ボクが今日いちばん心を動かされたのは、狩野が中国の大きさを正面から受け止め、小川が何度でも縦に割っていったことです。強い相手を前に、若い選手が自分の武器を信じて戦っている。3Q最後の山内のダンクには、その勢いが全部乗っていました。韓国戦で後半に突き放された悔しさも、台湾戦で追い上げられた苦しさも、このチームは経験してきた。決勝ではその全部を力にしてほしい。最後の一本まで走って、守って、打ち切ろう。ボクも最後まで応援します。行こう、日本!

あなたはどう見ますか? コメント欄であなたの声を聞かせてください

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