【バスケ徳島ガンバロウズ】東京Uに75-63、古巣対決を制した塚本の切り込み(2025-26観戦記)

【バスケ徳島ガンバロウズ】東京Uに75-63、古巣対決を制した塚本の切り込み(2025-26観戦記)

この記事は運営者が2025-26シーズン当時、試合を見ながら書いた観戦メモをもとにした個人の観戦記です。徳島ガンバロウズを応援する立場で書いており、中立の報道記事とは筆致が異なります。スコアとプレーは当時の観戦メモと公式記録の範囲で書いています。

2026-27シーズンの開幕を前に、昨季のB3リーグを観戦メモから振り返っていきます。今回は2025年10月27日、第5節の東京ユナイテッドBC戦GAME1です。

試合情報

日付2025年10月27日(月)
大会B3リーグ 2025-26シーズン 第5節 GAME1
会場有明アリーナ(サブ)
結果東京ユナイテッドBC 63-75 徳島ガンバロウズ
クォータースコア15-23 / 16-17 / 13-19 / 19-16

結論: 75-63!つかもっちゃん(塚本)が切り込んで、古巣対決を制した

東京ユナイテッドBCには、昨季まで徳島でプレーしていたケドリック・ストックマン・ジュニアと古河ウェスリーがいます。見慣れた背中が相手コートに並ぶ、いわば古巣対決。その一戦を徳島は75-63で制しました。この日の主役は塚本雄貴。フェイクからのドリブルインで何度も東京Uの守備をこじ開け、切り込み隊長として攻撃の起点になり続けました。

東京U戦GAME1 試合の流れ(クォーター別スコアと転換点)

試合前の会場の様子は、クラブ公式のポストから。

1Q: スターターを変えて、タイトな守備から入る(23-15)

この日はいつもと違うスターターでした。テイブリオン・ドーソン、岩松永太郎、綱井勇介、クリス・マクラフリン、青山晃也の5人。立ち上がりからディフェンスがタイトで、ファールがやや多くなるほど厳しく当たっていきます。相手を萎縮させにいく入り方でした。

そして早くも塚本が切り込みます。フェイクからのドリブルイン、あのキレは圧巻でした。鶴田美勇士との呼吸はまだ噛み合いませんでしたが、スクリーナーとしての鶴田は十分に使えるという手応えもありました。23-15、8点リードで最初の10分を終えます。

このQの注目選手

  • 塚本雄貴: フェイクからのドリブルイン。あのキレは圧巻
  • 鶴田美勇士: 呼吸は合わなかったが、スクリーナーとして十分に機能

2Q: ドーソンの1対1が火を噴く(40-31)

2Qは3Pから。松本礼太がバランスを崩しながら押し込んだ3Pに続き、森山修斗の職人的な3Pも決まって気持ちのいい流れです。青山は東京Uの古河ウェスリーとのゴール下対決で競り負ける場面もありましたが、ディフェンス全体としては東京Uのセットオフェンスを封じ、中に入れさせません。

この日の徳島は攻撃の展開が速く、その起点はやはり塚本でした。トップでドリブルをコントロールし、ディフェンスが寄った瞬間にゴール下へ鋭いパスを通す。残り3分08秒にはハンター・コートと塚本のダブルガードになり、コートがトップにいる分だけドリブルのスピードがさらに上がります。青山も相手ビッグマンに当たり負けしない守備で応戦。

そして圧巻はドーソンでした。オールコートの1対1で東京Uのグロリダを抜き去り、ディフェンス2枚を越えてゴールをもぎ取る。終盤にも1対1を仕掛け、ダンクこそ失敗したものの相手を完全に抜き去っていました。40-31、9点リードで前半終了です。

このQの注目選手

  • テイブリオン・ドーソン: オールコートの1対1で東京Uのグロリダを抜き去り、守備2枚を越えて得点
  • 塚本雄貴: トップでドリブルをコントロールし、守備が寄った瞬間にゴール下へ鋭いパス。ワンマン速攻も

3Q: 青山の連続3Pで、リードは15点に(59-44)

後半も同じスターターで入り、初手はまたも青山の3P。東京Uの川島蓮がスッポンのような気迫あるディフェンスで食らいついてきますが、青山はその厳しい守備を連続3Pで貫きました。中に寄られているからこそ外が生きる、狙いどおりの展開です。

ドーソンは相変わらず1対1で誰にも捕まりません。この年の徳島はピック&ロールが本当に上手く、タイミングを完璧に合わせてゴールを攻めていきます。マクラフリンが体を当てにいくポストプレーで勢いをつけ、停滞しかけた流れは塚本のスピードとドライブが変えていく。パスワークの最後にシューターの森山をフリーで打たせる形も出て、中と外が両方できていました。

気がかりだったのはライアン・ローガンです。ボールが手につかず、自信のなさが見えるプレーが続きました。ただ、この日はその状態でも良い仕事をしています。打つと見せかけて塚本へパス。あのフェイクは相当に効いていました。59-44、15点リードで最終Qへ。

このQの注目選手

  • 青山晃也: 東京Uの川島蓮の厳しい守備を貫く連続3P
  • クリス・マクラフリン: 体を当てにいくポストプレーで勢いをつけた

4Q: 追い上げを断ち切ったドーソンと青山(75-63)

15点差でも油断はできません。相手のシュートタッチが悪いだけとも感じていて、実際に東京Uはディフェンスから流れを作り、残り6分07秒あたりからじわじわと追い上げてきます。オールコートでファールも厭わない激しい守備に、こちらが気圧されていく嫌な時間帯。鶴田は216cmの東京Uのハイデン・コヴァル相手に体を張りましたが、15cm差のポスト勝負はさすがに苦しい。

それでも残り5分06秒、青山がビッグマンに対して垂直に跳び、ノーファールでシュートを防ぎます。よく耐えました。そこからチームに火をつけたのはドーソンです。ボールの位置が高い、絶対に止められないきれいなバックステップ3P。さらにスティールからのボスハンドダンク!残り3分03秒、ようやく引き離しにかかります。

東京Uもミドルレンジを手堅く沈めて食い下がり、残り1分16秒の時点で9点差。点差ほどの余裕はまったくありません。しかしここで青山が3Pショットを叩き落とす最高のブロック。流れになど乗せない、思いのこもった一発でした。ラスト1分は東京Uがファウルゲームに出ましたが得点には繋がらず、75-63で試合終了です。

このQの注目選手

  • テイブリオン・ドーソン: 絶対に止められないバックステップ3Pと、スティールからのボスハンドダンク
  • 青山晃也: ビッグマンに垂直に跳んでノーファールで防ぎ、終盤は3Pを叩き落とすブロック

今日のヒーロー: 塚本雄貴

フェイクからのドリブルインのキレ、トップからディフェンスを寄せてゴール下へ通すパス、停滞した流れを変えるドライブ。この日の徳島の攻撃は、ほとんどが塚本から始まっていました。切り込み隊長として起点になり続けたつかもっちゃん、素敵です。

気になった点: ローガンの復調と、ビッグマンの層

勝ったからこそ書いておきたい課題が2つあります。1つはローガンです。この日は見せ場が少なく、自信を持ってシュートを打てていませんでした。もう1つはビッグマンの層の薄さ。コヴァルのような規格外のサイズに当たったとき、鶴田の技術がもう一段上がってくると戦い方の幅が変わってきます。翌日のGAME2で、この2つがどう変わるのか。それが次の見どころでした。

この夜のメンバーの、いま

この日の主役だった塚本雄貴は、クラブ創設からの生え抜きとして今季もB.ONEのコートに立ちます。ドーソン、青山、綱井、森山、鶴田も残留しました。一方でローガンはB.NEXTのウォルガ湘南へ、マクラフリンは香港1部のChunYuへ。古巣対決を演じたストックマンと古河ウェスリーがそうだったように、選手は移り、対戦相手の顔ぶれは毎年変わります。去った9人の現在地をまとめた記事も残しています。

みんなに聞きたい

この試合を見ていた方はいますか。古巣対決となったストックマンと古河ウェスリーの2人、どんな気持ちで見ていましたか。あなたのこの日のMVPもぜひコメントで教えてください。

あなたはどう見ますか? コメント欄であなたの声を聞かせてください

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