【バスケ徳島ガンバロウズ】岡山に71-82、ドーソン温存のレギュラーシーズン最終戦と青山の大戦車ドリブル(2025-26観戦記)

【バスケ徳島ガンバロウズ】岡山に71-82、ドーソン温存のレギュラーシーズン最終戦と青山の大戦車ドリブル(2025-26観戦記)

この記事は運営者が2025-26シーズン当時、試合を見ながら書いた観戦メモをもとにした個人の観戦記です。徳島ガンバロウズを応援する立場で書いており、中立の報道記事とは筆致が異なります。スコアとプレーは当時の観戦メモと公式記録の範囲で書いています。

立川に3点差で泣いた翌週、レギュラーシーズン最終戦です。プレーオフを前に無理せず、調整しながらでも勝ってほしい。そんな気持ちで見た2026年4月19日、第29節のトライフープ岡山戦GAME2。河野はロスターにおらず、プレーオフで研究されないように隠しているようでした。

試合情報

日付2026年4月19日(日)
大会B3リーグ 2025-26シーズン 第29節 GAME2(レギュラーシーズン最終戦)
会場アスティとくしま(ホーム)
結果徳島ガンバロウズ 71-82 トライフープ岡山
クォータースコア25-18 / 16-19 / 10-29 / 20-16
入場者数2,629名

結論: 71-82。ドーソン抜きでも前半はリード、最後までダブルチームをやり切った

ドーソンを温存したレギュラーシーズン最終戦。前半はローガンのエース感覚と青山の大戦車ドリブルで4点リードしていました。3Qにフリースローが入らず10点しか取れずに逆転され、そのまま11点差の敗戦。それでも4Qはダブルチームからのスティールを最後までやり切り、松本復活の3Pまで見られました。2,629人の前で気持ちよく締めたかったのは本音ですが、プレーオフのほうが大事。若手とスモールラインナップの実験が詰まった最終戦です。

【バスケ徳島ガンバロウズ】岡山に71-82、ドーソン温存のレギュラーシーズン最終戦と青山の大戦車ドリブル(2025-26観戦記) 試合の流れ

試合前の会場の様子は、クラブ公式のポストから。

1Q: ドーソン抜きで7点リード(25-18)

スターターは塚本雄貴、ライアン・ローガン、岩松永太郎、デイビッド・コンゴロー、青山晃也。ドーソンは無理をさせない形で、コンゴローと若手の覚醒に期待するスタートです。コンゴローは前日に続きスクリーンからポストへダイブできていて、ローガンが自分で押し込んでバスケットカウント。塚本はフローターを展開します。ローガンはドーソンがいない日に抜群のエース感覚を発揮して果敢にリングを狙い、岩松はかなり気合の入った足さばきのハッスルディフェンス。最強のブロックマン青山が3Pを完璧に叩いて流れを呼び込みました。痺れる。残り4分20秒には鶴田美勇士がまさかのタイミングで3P。このタイミングでぬるっと決めるのがすごい。

5分経っても河野を出さないので、まだ隠しておきたい要因なのでしょう。松本礼太も出番を得て頑張りましたが、気合先行でファウルがかさむ。平均190cmくらいのスモールラインナップでスピードで戦う展開を作ったものの、インサイドに切り込まれてファウル先行になり、横の動きに強い守備にもなっていないのは要検討でした。それでも松本はダンクで決めに来たところを一歩も引かずに守り、勝負どころはやはり森山ニキ。5点差に引き離すコーナー3P。コンゴローは完璧なゴール下のアシストをもらったら吹き飛ばしてでも決めてほしいところでしたが、25-18の7点リードです。

このQの注目選手

  • 森山修斗: クラッチタイムに5点差へ引き離したコーナー3P
  • 青山晃也: 3Pを完璧に叩いて流れを呼び込んだブロック

2Q: 青山の大戦車ドリブル(41-37)

ビッグマンに対して全員でリバウンドにいけていて、インサイド対策はできています。松本はチャンスでボールをもらっても迷いのある3Pになっている気がしてならず、あのきれいな回転はどうしたのか。残り6分28秒、コンゴローがついに見せたジャンピングリバウンドからそのままゴール下へシュート成功。中務敏宏は守備の隙をつくような3P。思い切りよく打つ胆力が素晴らしく、外しても何度もいいところでもらって打つ。若い選手にも見せつけたい姿でした。

流石の青山特攻隊長です。得点が停滞気味の場面でもドリブルアタックでバスケットカウント。フリースローは入らず御愛嬌ですが、さらにドリブルアタックで守備を吹き飛ばしました。バリ強い。180cm台の日本人では止められません。ハンター・コートはまさかのラストプレーでエースムーブのドリブルアタックで得点。直後のアレクサンダーの痛恨のファウルでボーナスショットを与えたのは会場も「なんしょん」ムードでしたが、41-37で前半終了。ドーソンがベンチを温める状況でも互角以上に戦えているのがすごい。

このQの注目選手

  • 青山晃也: 守備を吹き飛ばす大戦車ドリブルでバスケットカウント
  • 中務敏宏: 守備の隙をつく3Pと、何度でも打つ胆力

3Q: フリースローが入らず、10点止まり(51-66)

コンゴローがリバウンドで牽引するスタートでしたが、やはりファウルが先行しすぎる。ローガンの1対1はドーソンと比べると一段落ちる、それくらいドーソンのエース力が高いということでもあります。アレクサンダーの果敢なアタックに合わせてリバウンドに飛び込む鶴田、ショットクロックギリギリで見せたいいプレーでしたが、フリースローを2本外して直後にファウル。最高のお膳立てから流れを作れず、残り3分12秒に9点差の逆転を許して完全に流れを持っていかれました。

岡山のソウ・シェリフがひたすらファウルを重ねる謎の展開もあり、コンゴローはアレクサンダーのドライブに合わせてポストへダイブして2ショットをもらうも外す。会場が暗いから、アスティの魔力です。アレクサンダーが果敢にドリブルで飛び込むのはいいアピールでした。青山と中務を投入しても流れは作れず、残り1分14秒にコートから塚本へ。青山が反撃の狼煙のドライブアタックでファウルを獲得し、珍しく2本とも決めました。ここから。ただ、岡山の3Pがひたすら調子良く、10-29のこのQで51-66。

このQの注目選手

  • デイビッド・コンゴロー: リバウンドで奮闘し牽引した
  • 青山晃也: 反撃の狼煙のドライブで、珍しくフリースロー2本とも成功

4Q: 最後までダブルチームをやり切った(71-82)

最終戦を良い形で締めたい。つかもっちゃんの3Pで始まり、中務も続けて3P成功で反撃の機運は十分です。塚本のドリブルアタックはめっちゃ良くなっていて、途中で緩急をつけるストップ&ゴー。一人でもドライブで切り込む孤軍奮闘のつかもっちゃんに触発されたか、中務のタフな守備。コートのドライブで引きつけて鶴田の3P、という胸熱展開もあり、松本もリバウンドに頑張ります。森山ニキが痛恨のスティールを食らって速攻を許した残り4分07秒は、プレーオフに尾を引かないように。ローガンとドーソンがいないと攻撃に迫力が出ず尻すぼみになるのは否めず、2,600人が来てくれたので後半も気持ちよく展開してほしかったのは本音でした。

残り2分、プレーオフに繋がる形で締めたい。最後まで守備の強度を高くしてスティールまでいけたのはかなり良い。ついに松本復活の3Pも来た!さらにスティールで9点差に巻き返し、スモールラインナップでも守備で勝ち筋を作る展開ができるかもしれない。残り50秒で逆転もあり得る、めっちゃいい感じの最後の展開です。松本、岩松、コートの強度の高い守備で攻め、アレクサンダーも走ってファストブレイク。走るバスケ。とにかくダブルチームでプレッシャーをかけまくってスティールを狙う。激アツ。最後の最後までそれをやり切って、71-82でレギュラーシーズンを終えました。

このQの注目選手

  • 塚本雄貴: 幕開けの3Pと、緩急をつけた孤軍奮闘のドリブルアタック
  • 松本礼太: ついに復活の3P。強度の高い守備にも加わった

今日のヒーロー: 青山晃也

1Qのブロック、2Qの大戦車ドリブル、3Qの反撃の狼煙。ドーソンがいない日に、破壊力抜群のドリブルアタックで攻撃を引っ張ったのは青山でした。180cm台の日本人では止められないゴリゴリのアタックは、この1年で青山の代名詞になりました。

数字ひとつ: 3Qの10-29

前半は41-37でリード。3Qの10-29がそのまま敗因です。フリースローの失敗、ファウル先行、そして岡山の3Pの当たり。ただ、この最終戦の目的はプレーオフへの調整でした。ドーソン温存、河野を隠す、スモールラインナップの実験、若手のアピール。4Qにダブルチームからのスティールを最後までやり切ったことも含めて、負けの中に次への材料を詰め込んだ試合です。

この試合のメンバーの、いま

大戦車ドリブルの青山は、2026-27シーズンも徳島に残っています。塚本、森山、鶴田、ドーソンも残留。3Pを2本沈めた中務敏宏はこの季を最後に現役を引退してクラブのサポート役に、岩松永太郎も引退しました。復活の3Pの松本礼太は信州ブレイブウォリアーズの練習生に、相原アレクサンダー学は千葉ジェッツの練習生に。ローガンはB.NEXTのウォルガ湘南へ、コンゴローとハンター・コートは8月21日時点で去就未発表です。昨季の観戦記アーカイブはこの試合で最後。去った9人の現在地をまとめた記事とあわせて、2025-26シーズンのガンバロウズの記録としてお読みください。

みんなに聞きたい

2,629人が入ったレギュラーシーズン最終戦、会場にいた方はいますか。青山の大戦車ドリブルと松本復活の3P、あなたはどちらに沸きましたか。そして昨季のベストゲーム、コメントで教えてください。

あなたはどう見ますか? コメント欄であなたの声を聞かせてください

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