日本は9月18日の準決勝で中国に97-77で勝利しました。日本は9月20日の決勝で韓国に57-67で敗れ、銀メダルでした。この記事では中国代表の12人と準決勝前までの特徴を整理し、試合結果は冒頭に追記しています。
中国の得点源はリャオ・サンニン。インサイドではフー・ジンチウとユー・ジアハオが中心です。以下の選手紹介と4試合の数字、負傷者情報は9月17日時点の準決勝プレビューとして残しています。日本戦後の成績や出場状況とは区別してご覧ください。
試合の流れと小川のドライブは日本97-77中国の観戦記にまとめました。決勝の相手だった韓国代表まとめと決勝の観戦記、日本の結果一覧はアジア大会ガイドへ。結果の出典はJOCの準決勝レポートです。
準決勝の結果:日本97-77中国
| 試合 | 男子準決勝 |
|---|---|
| 日時 | 2026年9月18日(金)19:20 |
| 対戦 | 中国代表 vs 日本代表 |
| 会場 | 愛知国際アリーナ(IGアリーナ) |
| 結果 | 日本97-77中国 |
| 中国の成績(準々決勝まで) | 4勝0敗 |
| 中国の平均(準々決勝まで) | 99.0得点・64.8失点 |
中国は4試合で396得点、259失点。グループリーグ3試合はすべて38点差以上でしたが、準々決勝のサウジアラビア戦では3Qに追いつかれ、9点差まで詰められました。圧倒してきた試合と、少人数で苦しみながら勝った試合の両方を経験して準決勝へ進みました。
アジア大会2026の中国代表12人
背番号とポジションは大会公式の試合登録、身長と所属はFIBA選手個票と大会直前の登録情報を基準にしています。本文では読みやすいカタカナ表記を使い、この表だけ漢字と大会の英語登録名を併記します。
| # | 選手名 正式表記 | P | 身長 | 所属 |
|---|---|---|---|---|
| 3 | フー・ミンシュエン 胡明軒 / HU Mingxuan | G | 193cm | 広東サザンタイガース |
| 5 | リャオ・サンニン 廖三寧 / LIAO Sanning | G | 191cm | 北京ロイヤルファイターズ |
| 9 | パン・ジェンリン 庞峥麟 / PANG Zhenglin | PG | 183cm | 江蘇ドラゴンズ |
| 10 | ワン・ジュンジエ 王俊傑 / WANG Junjie | PF | 206cm | マサチューセッツ大学 |
| 11 | ユー・ジアハオ 余嘉豪 / YU Jiahao | C | 221cm | グルポ・アレガ・カンタブリア |
| 14 | リー・ホンチュエン 李弘権 / LI Hongquan | F | 198cm | 上海シャークス |
| 16 | ジャオ・ボーチャオ 焦泊喬 / JIAO Boqiao | C | 210cm | 広東サザンタイガース |
| 17 | ジャオ・ジアイー 趙嘉義 / ZHAO Jiayi | F | 202cm | 青島イーグルス |
| 21 | フー・ジンチウ 胡金秋 / HU Jinqiu | C | 210cm | 浙江ライオンズ |
| 24 | ツイ・ヨンシー 崔永熙 / CUI Yongxi | F | 201cm | 広東サザンタイガース |
| 26 | ジュ・ジュンロン 朱俊龍 / ZHU Junlong | G/F | 201cm | 浙江ライオンズ |
| 32 | リー・ユエジョウ 李悦洲 / LI Yuezhou | SG | 185cm | 浙江ゴールデンブルズ |
注: FIBAの選手個票と大会登録で身長表記に差がある場合はFIBA個票を優先しました。大会公式のチーム情報では平均身長2.00m、平均年齢24.8歳です。

4戦全勝、準々決勝で初めて一桁差になった
| 日付 | 相手 | 結果 | 主な数字 |
|---|---|---|---|
| 9月11日 | カザフスタン | 99-61 勝 | パン・ジェンリン17点、ユー・ジアハオ17点、リー・ホンチュエン16点9REB |
| 9月12日 | バーレーン | 105-59 勝 | リャオ・サンニン23点6AST、リー・ユエジョウ18点 |
| 9月14日 | フィリピン | 105-61 勝 | ワン・ジュンジエ20点14REB、7人が2桁得点 |
| 9月16日 | サウジアラビア | 87-78 勝 | リャオ・サンニン30点7REB4AST、ユー・ジアハオ16点9REB |
グループリーグでは99点、105点、105点。平均103.0得点で、3試合合計128点差をつけました。フィリピン戦はFG51%、55リバウンド、24アシスト。得点を一人へ集めず、ワン・ジュンジエの20得点14リバウンドを筆頭に7人が2桁得点を記録しています。
ところがサウジアラビア戦は別の試合になりました。前半48-39から3Qに追いつかれ、中国は一時逆転を許します。3ポイントは16本中4本。それでもリャオ・サンニンが30得点、7リバウンド、4アシストを挙げ、ユー・ジアハオが16得点9リバウンド、フー・ジンチウが14得点5リバウンド、ツイ・ヨンシーが13得点9リバウンドで支えました。
準決勝前に注目した5人
リャオ・サンニン|準々決勝30得点、崩れた時間を個人で救った
191cmのガードで、中国のボール運びとペイントアタックを担います。サウジアラビア戦は35分出場し、FG11/17、30得点、7リバウンド、4アシスト。中国の外角が入らず、3Qに追いつかれた試合で、自分のドライブとミドルから得点を作りました。日本は最初の守備を抜かれたあと、ビッグマンがどこまで前へ出るかを試されます。
フー・ジンチウ|210cm、動いて決める中国インサイドの軸
スクリーン後のダイブ、ゴール下での合わせ、オフェンスリバウンドで得点を積み上げるセンターです。2026年2月の日本戦では、中国が前半14点差から逆転する流れでインサイドの中心になりました。アレックス・カークが身体を当て、ガード陣が不用意に中へ寄りすぎない守り方が必要です。
ユー・ジアハオ|221cm、準々決勝16得点9リバウンド
今大会の中国で最も高い221cm。サウジアラビア戦では16得点9リバウンド2ブロックを記録しました。フー・ジンチウとはタイプが異なり、ゴール近くへ立つだけでシュート角度とパスコースを変えます。カーク、シェーファー アヴィ幸樹、狩野富成がファウルを抑え、先に良い位置を取らせないことが重要です。
ワン・ジュンジエ|206cm、フィリピン戦20得点14リバウンド
マサチューセッツ大学でプレーする大型フォワードです。フィリピン戦では20得点14リバウンド。外からも中からも攻められます。ただしサウジアラビア戦は早い時間に4ファウルとなり、4得点にとどまりました。日本がドライブで守備を動かし、ファウルを誘えるかは大きなポイントです。
ツイ・ヨンシー|主力フォワード欠場時に13得点9リバウンド
201cmのウイングで、サウジアラビア戦では3ポイント3本を含む13得点9リバウンド。3人のフォワードが欠場した試合で、攻守の穴を埋めました。中国が大きいラインナップを組むと、日本のガード陣はサイズ差を狙われます。反対に、日本が3ガードで速度を上げれば、ツイ・ヨンシーをどこまで動かせるかが見どころです。
リー・ホンチュエンら3人は準々決勝を欠場
準々決勝のサウジアラビア戦ではリー・ホンチュエン、ジャオ・ジアイー、ジュ・ジュンロンがベンチ外となり、中国は9人で戦いました。3人はいずれもフォワードです。この記事を最初に公開した9月17日の時点では準決勝への出場を確認できていませんでした。ここは準々決勝の欠場記録であり、日本戦の欠場を示すものではありません。
3人が戻れば、中国は再びサイズと枚数を使えます。欠場が続けば、リャオ・サンニン、ツイ・ヨンシー、ワン・ジュンジエの負担が増えます。日本にとっては相手の欠場を前提にせず、試合当日の登録を見て守備の割り当てを判断したいところです。
日本戦のポイント|速さで動かし、リバウンドで終わらせる
- リャオ・サンニンを一人で守り切ろうとしない: サウジアラビア戦は30得点。最初のドライブを遅らせ、ヘルプ後の戻りまでセットで守りたい。
- 221cmのユー・ジアハオへ深い位置を渡さない: キャッチ後では遅いため、パスが入る前の押し合いとボールへの圧力が必要。
- 中国のフォワードを走らせる: 3人の状態が不透明。日本の複数ガードでテンポを上げ、守備の横移動を増やしたい。
- 一本の守備をリバウンドで終える: 日本は台湾戦で47-32とリバウンドを上回った。中国の高さを相手に同じ集中力を続けられるか。
- 4Qまでボールを守る: 台湾戦は4Qにターンオーバーから追い上げを受けた。中国のサイズと圧力の前で、ガード陣が攻撃を完結させたい。
2026年のW杯アジア予選では、日本は2月に中国へ80-87で敗れ、7月には敵地で92-73と勝ちました。ただし日本も中国も今回のメンバーは異なります。過去2試合は力関係の結論ではなく、40分の中で流れが大きく変わる相手だと見る材料です。
参考: 愛知・名古屋2026公式リザルト(大会登録・試合記録) / 新華社(中国代表最終メンバー) / 中華全国体育総会(グループリーグ) / FIBA中国代表ページ・選手個票
中国代表についてよくある疑問
日本対中国の結果は?
2026年9月18日に愛知国際アリーナで行われ、日本が97-77で勝ちました。中国戦の観戦記で振り返れます。
中国代表は準決勝前まで何勝?
準決勝前まで4勝0敗でした。カザフスタンに99-61、バーレーンに105-59、フィリピンに105-61、準々決勝でサウジアラビアに87-78で勝利。準決勝では日本に77-97で敗れました。
中国代表の準々決勝最多得点は誰?
リャオ・サンニンの30得点です。7リバウンド、4アシストも記録しました。
中国代表で最も身長が高い選手は?
ユー・ジアハオです。FIBA選手個票では221cmのセンターで、準々決勝は16得点9リバウンド2ブロックでした。
負傷で欠場している選手は?
準々決勝ではリー・ホンチュエン、ジャオ・ジアイー、ジュ・ジュンロンが欠場しました。これはサウジアラビア戦の記録です。日本戦の出場状況は大会公式リザルトの9月18日・男子準決勝で確認してください。
管理人のコメント|準決勝前に注目していたこと
中国はグループリーグ3試合を平均42.7点差で勝ったのに、サウジアラビア戦は9点差でした。ボクが怖いのは、苦しい試合でもリャオ・サンニンが30点を取り、221cmのユー・ジアハオが16点9リバウンドを残したことです。日本が中国の高さに付き合うだけでは、この2人を同時に楽にしてしまいます。台湾戦で見せたガードの速さと47本のリバウンドを両立できるか。中国の3人が戻るかどうか以上に、そこを見たいです。A代表が戦ったときにはスピードで圧倒できたことが勝利につながりましたが、今大会は若手中心で走る力はA代表以上だと思いますのでぜひとも走り勝ってもらいたいです。ただ、どうしてもインサイドを固められたらかなり分が悪いと思うのでHCがどんな作戦を立てるかも同時に注目したいところ。台湾戦のようにカークが惹きつけてガードが突破するという作戦がまた有効なのか、はたまた別のオプションが有るのか!?楽しみです。
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