【バスケ徳島ガンバロウズ】さいたまに86-80で雪辱、綱井が覚醒したチームオフェンス(2025-26観戦記)

【バスケ徳島ガンバロウズ】さいたまに86-80で雪辱、綱井が覚醒したチームオフェンス(2025-26観戦記)

この記事は運営者が2025-26シーズン当時、試合を見ながら書いた観戦メモをもとにした個人の観戦記です。徳島ガンバロウズを応援する立場で書いており、中立の報道記事とは筆致が異なります。スコアとプレーは当時の観戦メモと公式記録の範囲で書いています。

2025-26シーズンの観戦メモを、試合ごとに観戦記として書き残していきます。今回は2025年11月23日、第9節のさいたまブロンコス戦GAME2です。前日は62-81の完敗。2Pの精度と、3Pをフリーで打たせすぎる守備をどう修正するかがテーマでした。

試合情報

日付2025年11月23日(日)
大会B3リーグ 2025-26シーズン 第9節 GAME2
会場浦和駒場体育館
結果さいたまブロンコス 80-86 徳島ガンバロウズ
クォータースコア13-21 / 25-22 / 17-18 / 25-25
この勝利で14勝4敗

結論: 86-80!よくぞ逃げ切った。ドーソン不調でも勝てる形が見えた

前日の完敗から、攻め方が変わりました。ドーソンが中で詰まる前に外へ配る。全員でボールを動かして点を取る。中がだめなら外に出せばいい、というチームオフェンスです。そして綱井勇介の守備とパスが冴え渡りました。ドーソンが不調でも戦える。それを証明した86-80です。

【バスケ徳島ガンバロウズ】さいたまに86-80で雪辱、綱井が覚醒したチームオフェンス(2025-26観戦記) 試合の流れ

試合前の会場の様子は、クラブ公式のポストから。

1Q: 0-7の好スタート、ドーソンの新しい形(21-13)

スターターはルーズベルト・アダムス、テイブリオン・ドーソン、綱井、岩松永太郎、クリス・マクラフリン。ドーソンの得点で始まり、アダムスとの連携もナイス。残り8分13秒の時点で0-7と最高の入りです。

この日いちばんの変化はドーソンでした。ドライブで止まる前にパスを出す。ゴール下まで行かずミドルの早い段階で外に出し、味方に気持ちよく打たせる。どちらにせよ守備は中に寄るので、ドーソン起点のオフェンスに幅が出ました。中がだめなら外に出せばいい。前日の宿題への答えです。

綱井も一味違いました。リバウンドにも守備にも積極的です。残り1分49秒には青山晃也がオフェンスチャージングを奪取。身体が強い。森山修斗が流れのいいタイミングで3Pを決め、締めは塚本雄貴とマクラフリンのお手本のようなスクリーンからポストへのダイブ。21-13、最高の1Qでした。

このQの注目選手

  • テイブリオン・ドーソン: 連続得点。止まる前にパスを出す新しい形
  • 綱井勇介: リバウンドと守備に積極的。一味違う気合

2Q: 綱井のファイトが光る(43-38)

2Qは怒涛のパスワークから。残り8分40秒、中務敏宏の速いパス展開、森山の完璧なシュートフェイク、それに合わせたローガンのバスケットカウント。最高のパスワークでした。その勢いのままローガンがタフな守備も見せます。調子がいい。

気がかりはチームファールで、残り7分11秒で4つ。前節の岐阜戦と同じ展開になりかけました。それでも守備でショットクロックを奪えたのは、トップでの綱井の守備が効いていたからです。綱井はフリーで打つより、フェイクからドリブルをついてからの方がきれいな3Pになるのが面白い。一癖ある場面のほうが燃えるタイプなのかもしれません。

さいたまは勝負どころで松井啓十郎が強く、正確無比な0度の3Pは渋い。ここをフリーで打たせてはいけません。残り2分55秒には青山がデビン・オリバーを身体を使って止め、攻めあぐねさせます。エースキラーぶりが板についてきました。じわじわ追い上げられたのは、今池翔大の突破を止められなかったからです。43-38で前半終了。

このQの注目選手

  • 綱井勇介: トップの守備でショットクロック奪取、アダムスへの速攻ロングパス
  • ライアン・ローガン: 森山のフェイクに合わせたバスケットカウント

3Q: 逆転を許すも、ローガンと塚本で取り返す(61-55)

中を固められるとドーソンがフィニッシュまで行けない。この課題は後半も続きました。残り6分40秒には逆転を許し、さらに連続3Pを浴びてたまらずタイムアウト。流れが悪すぎます。

そこから守備で流れを作り直すのが、このチームの得意技です。残り5分07秒には青山がオリバーをぶち抜くドライブ。震えました。ニースミスが飛んできてバスケットカウントです。残り3分36秒にはローガンの3P作戦が当たって同点。ドーソン不調時にローガンが活躍してくれるのは本当に助かります。

そして塚本の逆転3P!思わずガッツポーズ、ブースターも沸き立ちました。その流れで森山がフィンガーロールでフィニッシュ。ウィル・クリークモアの守備をかわしてのその形を、2連続で決めたのは流石の一言です。61-55で最終Qへ。

このQの注目選手

  • ライアン・ローガン: 同点に追いつく連続3P
  • 塚本雄貴: 逆転の3P

4Q: ピック&ロールで押し切る(86-80)

4Qは塚本のスタート。塚本とマクラフリンのピック&ロールが気持ちよすぎます。バスケットカウントで押し込め。さいたまはオリバーが勢いづき、真っ向勝負のドライブに押され気味になりますが、松本礼太のごっつぁんシュートで応戦。65-67、先が読めない大接戦です。

この日はやはり塚本を攻撃の起点に据えるのが正解でした。ピックから始めるプレーが面白いように機能します。ゴリゴリのドライブ勝負で来るさいたまと、ピックで点を取りにいく徳島。個人技かチームか、という対比の試合でした。綱井は逆ピックでも攻めます。

残り3分05秒、ドーソンの奇跡的な速攻レイアップ。そして残り2分22秒、アダムスの3Pで一気に引き離しにかかります。これは精神的に大ダメージでしょう。さいたまが連続3Pで追い上げてきたときはヒヤヒヤしましたが、6点差を守り切って86-80。よくぞ逃げ切りました。

このQの注目選手

  • 塚本雄貴: マクラフリンとのピック&ロールで起点に。バスケットカウント
  • ルーズベルト・アダムス: 一気に引き離す3P

今日のヒーロー: 綱井勇介

リバウンド、トップでの守備、ショットクロック奪取、アダムスへの速攻ロングパス、そして逆ピックからの攻め。この日の綱井は、点数に表れない部分でずっとチームを動かしていました。覚醒の兆し、という言葉がぴったりの内容です。もう一人挙げるならアダムス。運動量でミスを誘い、最後は3Pで試合を決めました。

この試合の収穫: ドーソン不調でも勝てる形

前日、ドーソンの1対1を封じられて機能不全に陥った徳島が、翌日には「ドーソンが早めに外へ配る」形で答えを出しました。チームオフェンスが見られたことが、この2連戦のいちばんの収穫です。ドーソンが不調でも頑張れる。そう思える勝ち方でした。

この試合のメンバーの、いま

覚醒の兆しを見せた綱井は、今季も徳島に残りました。塚本、森山、青山、ドーソンも残留し、チームオフェンスの核はそのまま今季へ引き継がれます。アダムスは福岡、ローガンは湘南、マクラフリンは香港へ。この試合で見えた形が、B.ONEでどこまで通用するのか。去った9人の現在地をまとめた記事と一緒に読むと、今季の見どころが立体的になります。

みんなに聞きたい

前日の完敗から翌日に修正して勝ち切ったこの2連戦、あなたはどちらの試合が印象に残っていますか。綱井のこの日の働き、どう見ていましたか。コメントで教えてください。

あなたはどう見ますか? コメント欄であなたの声を聞かせてください

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