【バスケ徳島ガンバロウズ】湘南に99-87、マクラフリン不在を全員で埋めた夜(2025-26観戦記)

【バスケ徳島ガンバロウズ】湘南に99-87、マクラフリン不在を全員で埋めた夜(2025-26観戦記)

この記事は運営者が2025-26シーズン当時、試合を見ながら書いた観戦メモをもとにした個人の観戦記です。徳島ガンバロウズを応援する立場で書いており、中立の報道記事とは筆致が異なります。スコアとプレーは当時の観戦メモと公式記録の範囲で書いています。

昨季B3リーグの観戦メモを、当時の熱のまま観戦記として残す連載です。今回は2025年12月6日、第11節の湘南ユナイテッドBC戦GAME1です。

試合情報

日付2025年12月6日(土)
大会B3リーグ 2025-26シーズン 第11節 GAME1
結果徳島ガンバロウズ 99-87 湘南ユナイテッドBC
クォータースコア25-23 / 22-22 / 28-23 / 24-19
この時点の徳島15勝4敗で首位

結論: 99-87!マクラフリンがいなくても、全員なら勝てる

終了のブザーが鳴った瞬間のスコアは99-87。主力センターのクリス・マクラフリンが不在で、正直、嫌な予感しかなかった夜に、チームは99点を叩き出して勝ちました。アダムスが引っ張り、ドーソンが打ち抜き、青山が守った。マクラフリンがいなくても勝てる。いや、全員で戦えばもっと強くなれる。そう思わせてくれた一戦です。この勝利で15勝4敗、首位キープ!

湘南戦GAME1 試合の流れ(クォーター別スコアと転換点)

試合前の会場の様子は、クラブ公式のポストから。

1Q: 青山のバスケットカウントで先制(25-23)

スターターはルーズベルト・アダムス、テイブリオン・ドーソン、ライアン・ローガン、綱井勇介、青山晃也の5人。マクラフリン抜きの立ち上がりがどうなるか、一番の不安はそこでした。

その不安を吹き飛ばしたのが青山です。チーム最初のシュートで、いきなりファールをもらいながら沈めるバスケットカウント!3点プレーで最高のスタート!残り7分13秒には綱井からドーソンへの技ありピックアンドロールで加点し、5分すぎには代役の期待がかかるデイビッド・コンゴローを早くも投入します。そのコンゴローが塚本雄貴のビハインドドリブルに合わせてダイブを決めれば、残り3分04秒にはドーソンが気持ち良すぎるハンドリングのワンマン速攻。攻撃はマクラフリン不在を感じさせません。

一方の湘南はアーネスト・ロスがフィジカルを武器にゴール下へ攻め込み、パス回しでも徳島の守備を揺さぶってきます。リードは2点、25-23で1Qを終えました。余談ですが、湘南のフリースロー時の声出しがサザンの「勝手にシンドバッド」だったのは思わず笑いました。いいセンスや。

このQの注目選手

  • 青山晃也: チーム最初のシュートでバスケットカウントの3点プレー
  • 塚本雄貴: ビハインドドリブルからコンゴローのダイブに合わせた

2Q: 鶴田のバックシュートと、我慢の時間帯(47-45)

2Qの立ち上がりはまさかの鶴田美勇士から。何か起きる予感は、残り8分45秒に現実になります。リバウンドから、まさかのバックシュート!?なんだ今のは!相手の外国籍ビッグマンと体を張り合い続けた末のファウルも含めて、ようやっとる!

残り6分22秒にはドーソンが美しい3Pを沈めて引き離しにかかります。しかしここからが我慢の時間帯でした。湘南のロスは一対一ではどうにも止まらず、一人だけ格が違う。さらにビッグマンへのファールがかさんでファールゲームの様相になり、じわじわ詰められる嫌な流れが続きます。

それでも塚本がスクリーンを使ってポストへドリブルアタックし、安定した得点。残り1分29秒にはアダムスがリバウンドで繋いだ大事なシュートも決まり、47-45の2点リードで前半を折り返しました。シュートの成功率は高く、湘南のリバウンドへの意識は低め。湘南のジェイコブ・ポラコヴィッチへのダブルチームも局所で効いていて、後半はチームディフェンスの徹底が鍵になりそうな前半でした。

このQの注目選手

  • 鶴田美勇士: リバウンドからのバックシュート。相手ビッグマンと体を張り合った
  • 塚本雄貴: スクリーンからポストへドリブルアタックし、安定した得点

3Q: ムチムチDF発動、7点リードへ(75-68)

後半、最初に主導権を握ったのは徳島です。アダムスがリバウンドを支配し、残り8分23秒にはローガンから、ゴールへ飛び込んだ塚本へ鋭いパス。塚本が攻撃の起点になって、いい流れ!

そしてこの時間帯の主役は青山でした。湘南のロスに対する粘り強いディフェンス、名付けてムチムチDFがじわじわ効き始め、24秒バイオレーションを奪ったかと思えば追い打ちのショットブロック!きもちえええええ!ムチムチの申し子や!

攻めてはドーソンが容赦なくリードを10点に広げる3P。ポラコヴィッチには全員で守る形が板につき、残り3分43秒にはコンゴローがトップからアダムスへアシストする珍しいホットラインも生まれます。締めは森山修斗の美しい3P!待ってました!このQを28-23で制して75-68、7点リードで最終Qへ!

このQの注目選手

  • 青山晃也: 湘南のロスへのムチムチDFで24秒バイオレーションを奪い、追い打ちのショットブロック
  • テイブリオン・ドーソン: リードを10点に広げる容赦ない3P

4Q: 77-77からの22-10。やっぱりアダムス!(99-87)

ところが勝負はここからでした。湘南が立ち上がりに9-2のランを仕掛け、残り6分49秒に77-77の同点。せっかくのリードが振り出しに戻ります。

ここで立ち上がったのが、やっぱりアダムス!リバウンドからのゴール下でリードを取り戻すと、残り5分09秒にはオフェンスチャージングをもぎ取る鉄壁のディフェンス。どう考えてもMVPの働きです。

流れを取り戻した徳島は畳みかけます。ドーソンの段違いのフィニッシュ。塚本がエンドボールをカットしてゴール下へ……外れた!と思ったら、こぼれ球にアダムスが飛び込んでごっつぁんゴール!なんだその嗅覚!湘南もポラコヴィッチの気迫のダンクと重冨周希の落ち着いたゲームメイクで食い下がりますが、ラスト1分、ダブルチームに来た守備を綱井が冷静に捌いてアダムスのレイアップ。仕上げはローガンが残り時間わずかのタフショット3Pをずどん!99-87、試合終了!同点の場面から22-10で締めた完勝です!

このQの注目選手

  • ルーズベルト・アダムス: 77-77直後のゴール下、オフェンスチャージング奪取、こぼれ球へのごっつぁんゴール
  • 綱井勇介: ラスト1分、ダブルチームを冷静に捌いてアダムスのレイアップを演出

今日のヒーロー: ルーズベルト・アダムス

リバウンドの支配、オフェンスチャージングを取る読み、同点に追いつかれた直後のゴール下、そして塚本のこぼれ球への飛び込み。マクラフリン不在という一番苦しい日に、一番苦しい仕事を全部引き受けてくれました。この日のヒーローはアダムス以外に考えられません。どう考えてもMVP!

数字ひとつ: 同点からの22-10

この試合で一番効いた数字は、77-77に追いつかれてからの22-10です。公式記録の4Qスコアは24-19ですが、本当の分かれ目は同点になった残り6分49秒からの時間帯でした。ダブルチームへの対応とチャージング奪取、ディフェンスの立て直しから突き放した。点の取り合いに見えて、実はディフェンスで勝った試合です。

この夜のメンバーの、いま

この夜のヒーローだったアダムスは、2026-27シーズンにライジングゼファーフクオカへ移りました。同じB.ONEですが地区は徳島が西、福岡が南なので、対戦があるかは日程次第です。締めの3Pを沈めたローガンはB.NEXTのウォルガ湘南へ、欠場していたマクラフリンは代理人事務所の発表によると香港1部のChunYuへ。一方でドーソン、塚本、青山、綱井、森山、鶴田は今季も徳島で戦います。マクラフリン不在を全員で埋めたこの夜の形は、そのまま今季のインサイドの課題に重なります。去った9人の現在地をまとめた記事もあわせてどうぞ。

みんなに聞きたい

この試合を現地や配信で見ていた方はいますか。あなたのこの日のMVPは誰でしたか。アダムスか、ドーソンか、それともムチムチDFの青山か。昨季の思い出とあわせて、コメントで聞かせてください。

あなたはどう見ますか? コメント欄であなたの声を聞かせてください

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